イランが米大統領に警告、「もっと厳しい復讐が待ち受けている」
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イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「イランとイラクの両国民は、抵抗に力を尽くしながら殉教した者たちの流血の仇を取る」とし、トランプ米大統領に対し、さらなる厳しい復讐が待ち受けているとして警告しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 23, 2020 14:50 Asia/Tokyo
  • シャムハーニー書記
    シャムハーニー書記

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「イランとイラクの両国民は、抵抗に力を尽くしながら殉教した者たちの流血の仇を取る」とし、トランプ米大統領に対し、さらなる厳しい復讐が待ち受けているとして警告しました。

シャムハーニー書記は22日水曜、ツイッター上で、トランプ大統領自身がイランのソレイマーニー司令官とイラクのアルムハンディス副司令官のテロ暗殺に米軍が関与した事実を認めていることに触れ、「イラン・イラク両国民は、これらの殉教者の流血の仇を取るつもりであり、この犯罪の実行犯が処罰されなければ収まらないだろう」と語りました。

今年1月3日、イランイスラム革命防衛隊ゴッヅ部隊のソレイマーニー司令官は、イラク政府関係者の正式な招待により同国を訪問していた際、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官およびそのほか8名の同行者らとともに、イラク・バグダッド空港付近でアメリカ軍によりテロ暗殺され、殉教しました。

この犯罪は、トランプ大統領の直接の命令により行われました。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は21日火曜、同国を訪問中のカディミ・イラク首相と会談した際、アメリカによるこの犯罪を、アメリカ軍の地域駐留が招いた結果だとし、「イランは決してこのことを忘れることはなく、アメリカに必ずや報復する」と強調しました。

 

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