ソレイマーニー司令官テロ事件;米国政治家の汚点
7月 23, 2020 14:59 Asia/Tokyo
イランの国会議長は、殉教したイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官のテロ事件を、米国政治家の汚点と語りました。
イランのガーリーバーフ国会議長は、22日水曜、テヘランでイラクのカディミ首相と会談した際、イラクの軍隊と国民の努力によりテロ組織ISISが敗北したことについて触れ、「イランは、野蛮なテロ組織ISISの攻撃時にイラクの同胞を助けることは我々の義務であると考えた」と語りました。
ガーリーバーフ議長は、殉教したソレイマーニー司令官とその同行者の暗殺事件を追及する必要性を強調し、「米国はイラクの領土を侵害し、テロを粉砕するために自身の命を危険にさらした人々を野蛮にも暗殺したが、これは単純な問題などでは片づけられない」と述べました。
イラクのカディミ首相もこの会談で、イランはその始めから、イラクの政府と国民の傍でISISと戦ってきたと述べ、「イランはイラクにとっての重要な隣国である。それゆえイラク政府は、経済、文化、安全保障をはじめとした多数の分野で、イランとの関係の発展を熱心に進めている」と語りました。
そして、イラクはその国土がイラン国民の安全への脅威になることは許さない、と強調し、「イラクは、サッダーム政権との闘争時代、そしてその後の新体制への移行期において、イランがその傍らで共に立ち向かってきたことに敬意を表する」と語りました。
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