イラン大統領が地域諸国の4首脳と電話会談 経済関係の拡大などを強調
8月 01, 2020 13:25 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、イスラムの重要な祝祭である犠牲祭にちなんでトルコ、アゼルバイジャン、イラク、カタールの各国首脳と個別に電話会談を行いました。
これらの電話会談での主な議題は、特に経済・通商協力をはじめとする全面的な関係拡大および新型コロナウイルス対策における経験の移転でした。
ローハーニー大統領は31日金曜、エルドアン・トルコ大統領との会談で、西アジア地域における一部の問題について、「全ての地域諸国の努力と協力により、地域全体に安定と平穏が確立するよう希望する」と述べました。
また、アリエフ・アゼルバイジャン大統領との電話会談では、イランが新型コロナウイルス対策の分野で成功していることを強調し、「我々は、新型コロナ対策におけるアゼルバイジャンとの協力拡大や経験の交換の用意がある」としました。
一方のアリエフ大統領もコロナ対策分野におけるイランの成果を称賛し、この分野での両国の協力拡大とイランの経験の活用を求めました。
サーレハ・イラク大統領との電話会談では、両国間の合意を速い時期に実施すること、さらなる相互協力の拡大に向け努力する必要性を強調しました。
ローハーニー大統領は30日木曜、タミム・カタール首長とも電話会談し、イラン・カタール間の全面的な協力・関係拡大に向けてより努力するよう求めました。
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