イラン情報相、「米とイスラエルは、テロリストを道具として利用」
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アラヴィー大臣
アラヴィー・イラン情報大臣が、イラン国内でのテロを手引きしていたテロ組織の指導者の逮捕に触れ、「アメリカとシオニスト政権イスラエルがテロリストを支援するのも、自らに利益のあるうちだけだ」と述べました。
イラン情報省は1日土曜、公示を発表し、「アメリカから、イラン国内での破壊的かつ武装作戦を主導した、テロ組織『トンダル』の指導者ジャムシード・シャルマフドがイラン治安部隊の巧妙な作戦により逮捕された」と表明しています。
アラヴィー大臣は1日夜、あるテレビのインタビューにおいて、今回のテロ組織指導者の逮捕に触れ、「アメリカとイスラエルは、テロ組織トンダルの指導者が対イラン工作の首謀者だと思い込んでいた。だが、イランの治安部隊の賢明さにより、この組織にとどめの一撃が加えられた」と語りました。
また、「近いうちに、このたびのテロ組織の首領の逮捕劇の詳細が公表されるだろう」とし、「FBIアメリカ連邦警察の要員を自称する当人は現在、イラン情報部隊に拘束されている」と述べています。
そして、「このたびの逮捕劇は、イラン情報省の複雑な作戦により反体制派にとどめの一撃を加えた初めての例ではない」とし、「シャルマフド容疑者およびこの傘下の集団により、これまでにおよそ37件のテロが実施されたが、イラン治安部隊の正確な情報収集や賢明さ、意欲により、それらはすべて粉砕された」としました。
さらに、国際刑事警察機構・インターポールがシャルマフド容疑者によるテロ行為を認知していた」とし、「インターポールにこのたびの逮捕任務があったものの、インターポールは容疑者に何もしなかった。このことは、西側が連呼するテロとの戦いのスローガンが空虚なものであることを示している」と語っています。
トランプ大統領をはじめとする米政府関係者は、これまでに何度も複数のテロ組織を支援し、「イスラム国」を自称するテロ組織ISISの結成に加担した事実を認めています。
ISISは、全世界で罪のない多数の市民が殺戮されている要因となっています。
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