イランの石油産業
イランで初めて民間製油所が操業を開始
8月 22, 2020 21:04 Asia/Tokyo
イラン北東部アーザルバーイジャーン州で、ナレッジベース企業による初めての民間製油所が操業を開始しました。
イランおよび西アジア地域で初の国際映像通信「イランプレス」が22日土曜、報じたところによりますと、この民間製油所はアーザルバーイジャーン州ハシュトルードに建設され、イランのナレッジベース企業によって設計された、イランで唯一公害物質を環境に流出しない製油所とされています。これは、制裁下に置かれているイランの石油産業にとって、大きな成功と評価されています。
このプロジェクトを担当したハシュトルードのアルカンパールス社は、西アジア地域初のナレッジベース企業であり、米国石油協会(API :American Petroleum Institute)が制定した基準にそって製油所を設計、運用しています。
ハシュトルード製油所の第2フェーズの操業開始により、その生産や輸出量は800トン増加し、年間4000万ドル相当の輸出が可能となります。
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