イラン核合意
IAEA事務局長が、イランを訪問
IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長は、イラン当局者の招待により24日月曜夜、テヘランに入りました。
グロッシ氏がイランを訪問するのは、2019年12月の事務局長就任以来で初めてです。
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表によれば、IAEAのグロッシ事務局長は25、26の両日、イラン当局者と会談する予定です。
ガリーブアーバーディー代表は、IAEA事務局長の訪問は、紛争解決メカニズムの発動をめざす米国の要求とは何の関係もないとし、「IAEAに対するイランの信頼はここ数ヶ月で損なわれている。事務局長のイラン訪問は信頼構築のためには必須のことだ」と述べました。
また、「イランにとって、IAEAが中立、独立、専門性の3原則に基づいて行動することが重要だ」と指摘しました。
イランのザリーフ外相は24日月曜の記者会見において、「IAEA国際原子力機関事務局長のテヘラン訪問は、紛争解決メカニズムとは関係がない」と述べました。
ザリーフ外相は、IAEAに対しイランは透明性の原則に基づいて行動しているとし、「IAEAグロッシ事務局長のテヘラン訪問は、同機関とイラン政府による先の対話の延長線上にあるものだ」と語りました。
そして、「イランは、IAEAの目的に反し、かつ核兵器を保有してアジア地域の平和と安定を乱す者、つまり核兵器を保有、使用したシオニスト政権イスラエルとアメリカがIAEAの目的を愚弄することを許さない」と強調しました。
イラン外務省のハティーブザーデ新報道官も24日月曜、IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長が、同日テヘランを訪問したことについて、「イランとIAEAの関係は常に極めて重要であると同時に、近年には浮き沈みもあった」と指摘しました。
そして、「IAEAによれば、同機関の歴史の中で、同機関が行った訪問や査察の大半はイランで行われたものだ。IAEAが中立かつ独立して行動し、政治的圧力や第三者から距離を置いて行動する限り、技術的枠組みにおいてイランとIAEAの間に問題はない」と述べました。
イラン原子力庁のキャマルヴァンディー報道官も、「イランは自国の核施設への査察には反対していない。だが、IAEAの質問は、真剣な根拠、証拠、理由に基づいたものであるべきで、スパイ的なものに偏ってはならない」と述べました。
グロッシ事務局長は、最近の報告の中で、「イランがIAEAの査察官に2か所の核施設の査察を許可しない」と主張し、「これら2か所の核施設に関する申し立ては、シオニスト政権イスラエルによるスパイ情報に基づくものだ」としていました。
キャマルヴァンディー報道官は、グロッシ事務局長の訪問が、双方の懸念解消に役立つことを希望すると表明しました。
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