8月 25, 2020 13:51 Asia/Tokyo
  • イランの核技術
    イランの核技術

皆さまは、イランが完全な核燃料サイクルを有する9か国の一つで、ウラン濃縮能力において世界第13位であることをご存知でしょうか?

核の知識が今日、人類の生活に与えている影響は疑いの余地がないものであり、それを基本となる要素、および安定した発展のために必要な土台と考えることができます。イランの研究者らは2006年、実験室レベルで完全な核燃料サイクルを作り出すことに成功しました。イランの研究者・専門家による、ウラン濃縮技術の獲得と国産遠心分離機を用いた完全な濃縮工程の稼働という成果がIAEA国際原子力機関に通知された後、イランは平和t的利用においてウラン濃縮技術を有する国に仲間入りしました。

核技術は、工業、農業、医療の発展に重要な役割を果たしてきました。難病の診断や治療におけるラジオアイソトープの利用、また、発電、良質で固有抵抗の高い物質の生産、高品質な農作物の生産などにおける核技術利用が、核知識の応用の例に挙げられます。

ラジオアイソトープを用いた診断と治療

イランは、ウラン鉱石の探査と採掘、精錬によるイエローケーキ生産、六フッ化ウラン(UF6)ガスへの転換、濃縮と燃料集合体への加工から成る、完全な核燃料サイクルを有している世界の9カ国の一つです。また、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、オランダ、北朝鮮、パキスタン、ロシア、イギリス、アメリカといった国々に続き、ウラン濃縮能力において世界第13位を誇っています。

 

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