8月 26, 2020 20:14 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領が閣議で演説
    ローハーニー大統領が閣議で演説

イランのローハーニー大統領は、シーア派3代目イマーム・ホサインを追悼する日々が続いていることに言及し、「国民は、この偉人を追悼するアーシューラーの文化に基づく抵抗をもって、大国の陰謀に勝利した」と語りました。

ローハーニー大統領は26日水曜の閣議で、2018年は様々な分野に及ぶ制裁と前例のない圧力により、国家歳入は約500億ドル減少した、と述べ、「通常の状態における敵の目算は正しかった。しかし、人々がアーシューラー文化をより所とし、日々新たな陰謀を企てる敵に抵抗したことが、敵の計画を失敗させることにつながった」と強調しました。

シーア派3代目イマーム・ホサインは、西暦680年(イスラム暦61年)のモハッラム月10日(アラビア語で10日を意味しアーシューラーと呼ばれる)、イラク・カルバラーで殉教しました。カルバラーの地で示された比類なき自己犠牲は、世界中の人々に自由と尊厳の教訓を教えました。

ローハーニー大統領は、イラン国民を屈服させようとする敵の計画に言及し、「イラン国民は陰謀や圧力に抵抗し、政権打倒をめざす敵の目標を達成させなかった」と述べました。

さらに、過去2年間、最も厳しい制裁が科される中、イランで数多くのプロジェクトが始動したことを指摘し、「過去5か月の間に、国内で21の大規模プロジェクトが始動した。そのうちのどれをとっても約50億ドルの価値がある」と語りました。

また、「現在西欧諸国では、新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の間に恐怖心が生まれ、商品や日用品に不足が生じた。イランでは、国民の抵抗の精神と生産者と特に知識ベース企業家の努力により、すべての保健および医療に関するニーズは国内で生産された。国内の生産サイクルは一日たりとも中断することはなかった」と強調しました。

 

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