10月 03, 2024 14:31 Asia/Tokyo
  • ジュネーブ国際発明展で、イラン人開発者による世界初の自己制御型人工心臓が金メダル獲得
    ジュネーブ国際発明展で、イラン人開発者による世界初の自己制御型人工心臓が金メダル獲得

イラン人開発者が、心臓の磁気特性を利用してこれまでとは大きく異なる人工心臓を製造しました。

国際通信イランプレスによりますと、人工心臓の開発は、人類にとっての重要な医学的成果とされているものの、体内での使用は最高品質のものでも数カ月が限度でした。しかし、この数年に大きな進歩を見せたイランでは先日、モハンマド・セイエドホセイニー氏の開発した磁性流体式人工心臓が新たに登録されました。この人工心臓はスイス・ジュネーブ国際発明展において、2023年に発明された最高の製品のひとつとして、医学分野の金メダルを獲得しました。

セイエドホセイニー氏はこの人工心臓について、「この人工心臓はこれまでのものと比べて複数の優れた点があるが、中でも最も重要なのは、移植時のサイズ調整が可能で、胸部のスペースや年齢・体重に関係なく使用できる点である」と述べました。

続けて、「この人工心臓は、シンプルかつ革新的な機能・構造によって、故障や停止の可能性をゼロにした」と説明しました。

また、「この人工心臓は、完全なスマート仕様に設計されており、新型磁気システムで充電され、さらにWi-Fiにより医療システムや外科チームが24時間体制で制御できるようになっている」としました。

そして、「この製品は金銭獲得のためではなく、人々を助けるという慈善的動機により開発された」と強調しました。

 


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