イラン暦6月8日は「テロ対策の日」
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29日土曜は、イラン暦シャフリーヴァル月8日に当たり、39年前のこの日、当時のイラン大統領と首相がテロで殉教したできごとにちなみ、イランでは「テロ対策記念日」に制定されました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
8月 29, 2020 16:31 Asia/Tokyo
  • イラン暦シャフリーヴァル月8日は「テロ対策の日」
    イラン暦シャフリーヴァル月8日は「テロ対策の日」

29日土曜は、イラン暦シャフリーヴァル月8日に当たり、39年前のこの日、当時のイラン大統領と首相がテロで殉教したできごとにちなみ、イランでは「テロ対策記念日」に制定されました。

1981年8月30日(イラン暦1360年シャフリーヴァル月8日)、当時のラジャーイー大統領とバーホナル首相は、首相官邸で起きた爆発で閣僚らとともに殉教しました。

この爆発は、イラン反体制派テロ組織MKOモナーフェギンによって実行されました。

1979年にイランでイスラム革命が勝利した後、実に1万7,000人を超えるイランの市民と政府役人がMKOや他のテロ組織によって暗殺されています。

MKOのメンバーは、イランでテロを実行した後、最初はフランス・パリに、そして次にイラクへと逃亡しました。

イラクの独裁者であった故サッダームは、1991年と1992年にクルド人弾圧にMKOのメンバーを利用してイラクにいるクルド人の虐殺作戦を展開、この中で数千人の女性と子どもが虐殺されました。

アメリカのイラク侵攻により、MKOはアメリカの庇護のもと、しばらくの間イラク・バグダッド郊外の米軍基地跡に作られたキャンプ・リバティを拠点に過ごし、その後、米英両国のロビーとの約束に従い、アルバニアで自由に活動するため同国へ向かいました。

この措置は、MKOの主要な支持者である米、英、仏が、彼らの正式な受け入れを拒否したことによります。

一部の西側諸国による一連の破壊的な行為にもかかわらず、イランは世界のテロ対策では誰もが認める権威となっています。現在イランは、テロとの闘いにおいて近隣諸国を支援していることに加え、テロとの戦いで活動する国際機関や組織と誠実かつ賢明な協力を行っています。

 

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