アメリカのイランに対するソフトな戦争についての最高指導者の見解
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、20日水曜、イラン生徒イスラム協会連盟の数千人のメンバーを前に演説し、イランの現在の状況を説明しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 21, 2016 21:08 Asia/Tokyo
  • アメリカのイランに対するソフトな戦争についての最高指導者の見解

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、20日水曜、イラン生徒イスラム協会連盟の数千人のメンバーを前に演説し、イランの現在の状況を説明しました。

マッキー解説員

ハーメネイー師は、「イスラム体制に敵対する陣営は、イランの若者の革命的で宗教的なアイデンティティを変更し、彼らから希望や意欲を奪おうとしている。この陣営に対抗する唯一の道は、ソフトな戦争の将校として、清らかで革命的かつ敬虔な若者たちを育てることだ」と語りました。ハーメネイー師は、イスラム体制とアメリカやシオニストをはじめとする覇権主義体制の衝突の一部の分野を挙げ、「イランのあらゆる分野における独立が、こうした分野のひとつである。大国は、独立を守るあらゆる国に対抗するだろう」と語りました。

イランのイスラム革命は、勝利当初から、イランにダメージを与えるためならどんな行動もいとわない敵に直面してきました。イランのイスラム革命は、地域や世界の政治関係を変え、圧制下にあるすべての国民に、西と東の陣営から独立するための新たな道を示しました。イスラム革命は、何よりもまず、アメリカとその同盟国の覇権主義政策に疑問を呈しました。そのため、アメリカのイランに対する敵対が継続されています。

1979年のイスラム革命の勝利後、アメリカは、テヘランにある大使館とパフラヴィー政権とつながりのある人々を通し、誕生したばかりのイスラム体制を崩壊させるためにクーデターを計画しようとしました。しかし、イランの革命的な大学生が、スパイの巣窟であったアメリカ大使館を占拠し、このクーデターは失敗に終わりました。アメリカ政府はその後、テヘランで人質となったスパイの解放を口実に、イランの政治、経済、軍事の重要な拠点を攻撃する計画を準備しました。しかし、この作戦も、イラン東部のタバスで砂嵐が起こり、アメリカの航空機やヘリコプターがトラブルに巻き込まれたために失敗に終わりました。イラクのサッダームフセイン政権のイラン攻撃も、アメリカがイランのイスラム体制を崩壊させるために行ったものです。しかし、8年に及ぶ不平等なイラクとの戦争でのイランの若者たちの抵抗は、このアメリカの陰謀をも退けました。

アメリカはその後、地域にイラン恐怖症を広める政策を追求し、さまざまな分野でのイランの発展と革命的な価値観の拡大を阻止しようとしています。イランの平和的な核活動を軍事的に見せようとする、国連安保理の圧制的な制裁によってイスラム体制に対する世界的な陣営を結成する、こうした努力は、アメリカのイランに敵対する政策に相当します。イランと6カ国の核合意が締結され、イランが核技術保有国として正式に認められたことは、このようなアメリカの努力、攻撃を失敗させました。

こうした中、イスラム革命の敵は現在、イランに対するソフトな戦争を展開し、イランの若い世代に影響力を及ぼそうとしています。ハーメネイー師はこれについて、「現在、若者の問題において、イランと、アメリカ、シオニスト、その追従者の間で、包括的な水面下のソフトな戦争が展開されており、ソフトな戦争は、ハードな戦争よりもはるかに危険なものだ」と語りました。

ハーメネイー師は、敵の根拠のない一部の発言に触れ、「彼らは時折、イランへの攻撃を示唆しているが、こうした脅迫は中身のないものだ。彼らにはそのような勇気はなく、そのような過ちを犯せば、厳しい反撃に直面するだろう」と述べました。