イランを訪問中のアフガン政府高官、政府高官と相次いで会談
10月 19, 2020 16:21 Asia/Tokyo
アフガニスタン国家和解高等評議会のアブドラ・アブドラ議長が、テヘランでイランの政府高官らと会談しました。
アブドラ議長は、イランとの二国間関係の拡大や、アフガニスタンでの和平・安定に関してイラン政府高官と協議するため、18日日曜にテヘラン入りしています。
イランのザリーフ外相は同日、アブドラ議長との会談で、アフガニスタンの諸勢力間対話の参加者らの合意や、アフガン人の主導・運営管理による和平プロセスを、イランとして支持することを強調しました。
また、ガーリーバーフ・イラン国会議長も18日、アブドラ議長と会談し、「外国の干渉は常に、地域のイスラム諸国の情勢不安の元凶となってきた」とし、「アメリカをはじめ地域外諸国の軍は、ひたすら自らの悪しき目的を追求している」と述べました。
一方のアブドラ議長もこの会談で、アフガニスタンに対するイランの支持に謝意を表明するとともに、「イランは、アフガニスタン・イスラム共和国と同国の憲法の下に成り立つ和平を目標に掲げている。イランは過去40年間にわたり常にアフガン国民とともにあった」と評価しました。
アブドラ議長は18日夜、テレビ局のインタビューで、イランとアフガニスタンの間でおよそ30億ドルの貿易がなされていることに触れ、両国の間には多くの協力の下地が存在すると語りました。
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