在ウィーン国際機関イラン代表、「IAEAの新報告はイランとの協力継続に言及」
11月 12, 2020 18:30 Asia/Tokyo
-
ガリーブアーバーディー代表
在オーストリア・ウィーン国際機関イラン政府代表部のガリーブアーバーディー代表が、「IAEA国際原子力機関の新報告は、核合意の実施、そして様々な分野でのイラン政府とIAEAのとの協力について言及されている」と述べました。
イルナー通信によりますと、ガリーブアーバーディー代表は10日水曜夜、ツイッター上で「この報告によれば、IAEAはイラン関連の責務についての検証や管理活動を継続している」としました。
また、「報告では、イランが重水の生産と貯蔵の継続に加え、2.2トン以上の重水も外国へ輸出し、さらに1.3トンを拡大・研究活動に使用しているとしている」と続けました。
そして、「この報告によれば、イラン中部にあるナタンズ核施設、およびテヘラン南方ゴム州にあるフォルド核施設におけるウラン濃縮活動は、核合意許可上限の3.67%を超える純度4.5%に濃縮させる新型機器により、依然として続けられている」と説明しました。
続けて、研究用遠心分離機の移設とナタンズの地下設備拡大という最近のイランの決定にも触れ、「イランはこの措置において、IAEA保障措置にある責務を視野に入れるだろう」としました。
ガリーブアーバーディー代表はさらに、「IAEAの報告は、11月2日までのイランの濃縮ウラン量を、低純度での分量3600kgに匹敵する2442.9 kgであると発表している」と述べました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ