在ウィーン国際機関イラン代表、「イスラエルは無条件で即刻NPTを批准すべき」
11月 21, 2020 17:51 Asia/Tokyo
-
ガリーブアーバーディー氏
在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のガリーブアーバーディー代表が、「シオニスト政権イスラエルが条件を付けずに即刻NPT核不拡散条約を批准することが、西アジア地域で現在起きている核危機を贖うための第一歩だ」としました。
ファールス通信によりますと、ガリーブアーバーディー代表は、「シオニスト政権イスラエルの隠し持つ核能力を見ないふりをすることは、地域および世界の安全と安定に対する深刻な脅威へとつながっている」として、シオニスト政権は直ちに無条件でNPTに加わるべきだと強調しました。
また、シオニスト政権の早期・無条件のNPT批准のためには、国際社会が継続して圧力をかける以外に方法がないとして、「シオニスト政権が西アジアで唯一NPTを批准せず、この条約が世界的なものになることを阻んでいるのはまことに遺憾である」と述べました。
そして、サウジ王家によるIAEA保障措置の包括的合意内容の不履行、およびこの点に関するUAEアラブ首長国連邦の現状への懸念を示し、「サウジアラビアはIAEA保障措置の包括的合意内容を完全に履行しておらず、UAEも、この合意内容の実質的効果のある完全な履行について、どのようにするかという意向を何ら公式に見せていない」と述べました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ