イラン外務次官、「韓国政府の政治的決断力の欠如が、イラン資産凍結継続の原因」
-
アラーグチー・イラン外務次官とチェ・ジョンゴン外相代理
アラーグチー・イラン外務次官が、韓国上級外交官らに対し、「イランの見解からして、韓国でのイランの外貨資産が凍結されたままになっていることの原因は、アメリカの圧政的な制裁以前に、韓国の政治意欲・決断力の欠如にある」と語りました。
アラーグチー外務次官は10日日曜午後、韓国の政治・経済使節団を率いてテヘランを訪問中のチェ・ジョンゴン外相代理と会談し、「これまでおよそ2年半にわたり、イランの外貨資産が韓国の銀行で違法に凍結されている」と述べています。
また、この期間中に韓国当局との間で実施された一連の協議が物別れに終わっている事に触れ、「韓国のこのような行動、すなわち資産凍結措置は、アメリカの不当な要求に唯々諾々と屈している事に等しく、我々にとって受け入れられないものだ。当然ながら、両国の関係拡大も、この問題が解決されたときのみに初めて意味あるものとなる」としました。
さらに、韓国船籍のタンカー拿捕問題の解決支援というチェ外相代理の要請に回答し、「ペルシャ湾および湾内のイラン領海でのこの船舶の拿捕は、単に技術的な観点や海洋汚染の問題に即して行われたもので、イラン司法当局による法的手続きが開始されている」と語っています。
そして韓国側に対し、問題の政治化や効果のないプロパガンダをやめて関係裁判所での法的手続を静粛に進行させるよう勧告しました。
一方、チェ外相代理も、今回のテヘラン訪問は対イラン関係拡大の重要性を示しているとし、「韓国に凍結されている資産をイランが使用できるようにすることは、韓国の優先事項の1つであり、韓国政府としてこの問題の解決に向けて真摯にこれを追求していく所存である」と語っています。
今月4日、ペルシャ湾内の大トンブ島沖11海里の地点で、イランイスラム革命防衛隊海軍のパトロール部隊が、韓国船舶 HANKUK CHEMI号による海洋環境法違反を発見し、同船舶に警告を発したものの、これを無視して航行を続行しました。
この韓国船籍は、司法機関の命令によりイスラム防衛隊海軍によって拿捕され、法的手続および必要な調査のため、イラン南部バンダルアッバース港湾へと誘導されました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj