イランが、カタール提案の地域会議を歓迎
(last modified Wed, 20 Jan 2021 11:22:52 GMT )
1月 20, 2021 20:22 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相とカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アールサーニ外相
    イランのザリーフ外相とカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アールサーニ外相

イランのザリーフ外相が、イランとペルシャ湾南岸のアラブ諸国との会議に関するカタール外相の提案を歓迎しました。

ファールス通信によりますと、ザリーフ外相は19日火曜、ツイッターにおいて、「イランは、地域の包括的会議に向けたカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール=サーニ外相の呼びかけを歓迎する」としました。

そして、「イランが常に強調しているように、諸問題の解決の道は、ひとつの力強く、平和的で、安定し、栄え、地域的・世界的覇権主義から解放された地域を共に構成するための協力の中にこそ秘められている」と指摘しました。

アール=サーニ外相は先日、ペルシャ湾岸協力会議諸国とイランの間の会合開催に向けてカタールが仲介を行う用意があることを明らかにしていました。

イランは、対話の原則、主権の尊重、地域における善隣外交を常に強調しており、近隣諸国と適切で均衡の取れた地域関係を結ぶ意欲があることを表明しています。

イランの取る立場は、協力する気運を強めて地域諸国と建設的なやり取りをするための第一歩が、地域における、安定化をもたらす効果的なイランの役割という否定できない現実について、罪を訴え非難する言説や非建設的な主張を変えることにあるというものです。

ペルシャ湾岸協力会議は、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、オマーンの6カ国で構成されています。

 

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