反テロNGO、「西側は、テロ残党を覇権継続のために利用」
1月 24, 2021 16:27 Asia/Tokyo
イランのNGO・テロ犠牲者防衛協会(ADVT:Association for Defending Victims of Terrorism)が、イラクの首都バグダッドで発生したテロ攻撃を非難し、「西側は過去の過ちから学ばず、地域での覇権継続のために引き続きテロ残存勢力を利用している」と強調しました。
イラクの首都バグダッド中心部で21日木曜正午、自爆テロによる2件の爆発が起こり、35人が死亡、110人が負傷しました。
ADVTは、23日土曜に発表した声明において、「今回のテロは、2017年にイラク人民軍により国内テロ組織が敗北して以降、最大となるテロリストの攻撃である」としました。
続けて、「地域でのテロ育成という戦略が20年間成功しなかった後に行われたこの犯罪は、西側が過去の過ちから何も学ばず、地域における覇権継続のためにテロ残存勢力を利用することで、依然として情勢不安を狙っていることを示している」と指摘しました。
そして、この恐ろしい犯罪を非難しながら、地域や世界の全ての要人、人権活動家、文明社会に対し、国連を軸として成文化した計画により、テロをひとつの主要な問題として、世界、特に西アジアでその解決に取り組み、人類の生活からその恐怖を永遠に取り除くよう求めました。
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