イラン外相がモスクワ入り
1月 26, 2021 19:25 Asia/Tokyo
諸国歴訪を続けるイランのザリーフ外相が、ロシアの首都モスクワに入りました。
ザリーフ外相とイラン外交使節団は、25日月曜に外交会談のためにアゼルバイジャンの首都バクーを訪れていましたが、26日火曜午前、ロシア政府関係者との会談に向けて同国の首都モスクワに入りました。
ロシアのラブロフ外相との会談でザリーフ外相は、核合意、二国間協力、地域動向などの主題を中心に意見を交わすことになっています。
ロシア外務省は、この会談にあたって声明を発表し、「我々は、相互利益のあるイランとの関係を引き続き拡大していき、地域の安定や国際安全保障に有益な同国との協力を続けていくことを決めている。イランとロシアの関係が全ての面において、良い方向への流れを強くすることを望む」としました。
ザリーフ外相のモスクワ訪問は、アルメニアとアゼルバイジャンが領有権を争うナゴルノ・カラバフ地域の平和・安定を確かにする道の模索、イラン北側の近隣諸国との経済協力拡大なども目的としています。
同外相はこの後、ジョージア、アルメニア、トルコへと歴訪を続ける予定です。
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