イラン国会議長、「イラン・ロシア関係は、強力で継続的なレベルに到達すべき」
2月 09, 2021 20:16 Asia/Tokyo
ガーリーバーフ・イラン国会議長が、「わが国とロシアの関係は、強力で継続的なレベルに達するべきだ」とし、「両国は、二国間、地域・国際的な分野で多くの共通点を持っている」と語りました。
ロシアを訪問中のガーリーバーフ議長は、同国・モスクワにあるイラン大使館で、イランの複数の団体組織の幹部らを前に、プーチン・ロシア大統領に対するイラン最高指導者のメッセージに触れ、このメッセージを、東洋への視点におけるイランのロードマップであるとしています。
また、「イランは、地域の緊迫した環境の中で、ロシアを含む友好国との地域協力の発展を追求している」とコメントしました。
ガーリーバーフ議長はさらに、モスクワにあるロシア科学アカデミー東洋学研究所の思想家やイラン学者らに対しても、世界の新秩序体制においてイランとロシアがさらに大きな役割を果たすべきことに触れ、「この新しい世界秩序において、西側による先進技術の独占の時代は終わりを告げた」と語っています。
そして、世界で様々な危機が存在することに触れ、「米と一部の国は、イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊の故ソレイマーニー司令官のテロ暗殺といった事件で軍事力をテロのために利用し、ロシアや中国に立ち向かうことによって自らの力を維持しようとしている」と述べました。
最後に、「次の世紀はアジアの世紀であり、世界の中心点であるアジアは過剰な要求を強要した歴が少なく、平和と友好の歴のほうが多い」と結んでいます。
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