イラン外相「わが国は近く、核合意枠内で新たな補填措置をとる」
2月 10, 2021 21:11 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、欧米が核合意を順守していないという質疑に対し、「イランは近く、核合意枠内で新たな補填措置をとるだろう」と語りました。
ザリーフ外相は、イランイスラム革命勝利42周年記念日に際し、米審政権に宛てた英語によるビデオメッセージを投稿し、「米新政権が誕生したことで、新たなアプローチが試される機会が設けられているが、開かれた窓が今や急速に閉じられている」としています。
また、アメリカとヨーロッパが核合意で定められた責務を履行していないことに関する質疑に回答し、「イラン政府は近く、新たな補填措置をとらざるを得なくなる。この措置は、イラン国会で可決された通り、核活動の拡大、IAEA・国際原子力機関との協力制限といった核合意枠内でのイランの当然の権利に合致するものである」と述べました。
さらに、「イラン政府はこれまでに何度も、共通目的の達成に向け、近隣諸国と協力、交流する意向があると発表している」と語りました。
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