イラン外相、「我が国の優先事項は西アジア」
イランのザリーフ外相は、イランの積極外交が順調に進んでいると強調し、「西アジアが我が国の優先事項である」と述べました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は15日月曜夕、イランの積極外交が順調に進んでいるとして、「先週には、国連のグリフィス・イエメン問題担当特使、本日にはカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール=サーニ外相と会談した」とツイートし、「イラン、トルコ、ロシアの外務次官らが16日火曜、シリア問題の解決を目指すアスタナ(カザフスタンの旧首都、現ヌルスルタン)・プロセスの推進のためにロシアのソチで会合する予定である。西アジアが我が国の優先事項である」としました。
イラン外相のシニアアシスタントで特別政治問題を担当するハージー氏が率いるイラン代表団は15日月曜夕、アスタナプロセスの第15回国際上級専門家会議に出席するためモスクワ入りしました。
さまざまな分野でのシリアの最新動向の検討が、ソチ市で開催される2日間の会議でのイラン、ロシア、トルコの代表者らによる討議の中心問題です。
今回の協議には、トルコ、ロシア、イランを含むシリア問題の保証国の代表者、シリア政府及び反体制派の代表者、さらに国連シリア特使らが参加することになっています。
イランとロシアは5年以上も前からアスタナ・プロセスの交渉を開始しています。この期間中に、同様の形式で14回の協議が行われ、それにはシリア政府、及び一部の地域諸国の代表も参加していました。
これら協議で最も重要な成果は、第4回アスタナ協議で決定されたシリアに安全地帯を確立するための覚書への署名です。
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