イラン・日本防衛相らが協力強化を強調

岸防衛大臣とハータミー・イラン国防軍需大臣がテレビ会談を行い、両国の防衛面での協力の強化と、イラン軍・自衛隊間の交流継続を強調しました、

イルナー通信が16日火曜、報じたところによりますと、冒頭ではハータミー大臣が岸防衛相の就任に祝辞を述べています。

日本防衛省によりますと、岸大臣もこのテレビ会談で、祝辞に謝意を示すとともに、西アジア地域における日本関係船舶の安全航行の確保を目的とした自衛隊による情報収集活動の延長について説明し、日本を含めた各国船舶の安全な航行確保のための協力を求めました。

また、両大臣は、西アジア情勢に関する意見交換を行うとともに、防衛当局間の意思疎通を継続していくことで合意しています。

さらに、防衛省はツイッターでこの会談の様子を報告するとともに、「西アジア地域の平和と安定は、我が国を含む世界の平和と繁栄にとって極めて重要です。また、世界における主要なエネルギーの供給源である中東地域において、日本関係船舶の航行の安全を確保することは非常に重要です。我が国は原油輸入の約９割を中東地域に依存しています」というメッセージを投稿しています。

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