イラン外相、「完全な制裁解除前の米の核合意復帰は不可能」
2月 21, 2021 19:59 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、「アメリカは、各種制裁を完全に解除するまでは核合意への復帰は不可能である。なぜなら、法に違反したのはアメリカだからだ」としました。
イラン国際通信・イランプレスが21日日曜、報じたところによりますと、ザリーフ外相は、「アメリカの政策は全く変わっておらず、バイデン新米大統領は一部主張を提起しただけである。我々はこれまでにアメリカの歴代大統領7人を目にしている。問題は、アメリカが経済制裁の行使に慣れきっていることであるが、我々はこの政策に騙されていない」と語りました。
また、アメリカは、核合意を越えたものを望んでいるが、決して協議すべきものではない。なぜなら、この合意は不変だからだ、と語りました。
さらに、「制裁は容認できる手段ではなく、基本的に共同行動計画には存在しない」とし、「国連2231に違反しているにもかかわらず、制裁行使という手段について語られているのはなぜか」との質疑を提起しました。
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