インドが、イラン・チャーバハール港との貿易拡大を強調
3月 01, 2021 18:08 Asia/Tokyo
インド政府が、イラン南東部のチャーバハール港との貿易拡大に向けて努力を続けることを強調しました。
イルナー通信によりますと、インド海運省は、チャーバハール港への定期的な積荷移し替えは続いており、アフガニスタンからの商品のトランジット輸送も増加している」と発表しました。
この報告によれば、チャーバハールのシャヒードベヘシュティー港には今年1月31日までに約123隻の船舶が停泊しました。
2016年には、インド、イラン、アフガニスタンの間で、国際南北輸送回廊(INSTC)の整備に向けた3カ国協定が結ばれました。協定の中心となっているのは、インド資本によるチャーバハール港拡大計画です。
インド政府は、イランとアフガニスタンとの間に結んだこの協定の中で、チャーバハール港の拡大に向けて5億ドルの投資を約束し、また、協定の枠内で道路と鉄道のルートに15億ドルを投資するとしています。
チャーバハール港拡大という大プロジェクトにおけるイラン、アフガニスタン、インドの協力は、3カ国の間の経済的連携の拡大の契機になると同時に、政治および安全保障面の関係深化にも繫がる可能性があります。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ