イラン外相「核合意に関して協議しない」
3月 15, 2021 21:24 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、わが国は核合意に関しては協議することはない、としました。
イランのアルアーラムチャンネルによりますと、ザリーフ外相は、「アメリカは核合意において妨害行為をとっている」とし、「我々はアメリカの言うことではなく、同国の行動を必要とする」と語りました。
また、「アメリカは韓国に対し、スイスの銀行を通じたイランの凍結資産の一部のイランへの支払いを許さなかった」としました。
さらに、「米前大統領は、交流や協力を停止させており、同国のバイデン現大統領は、核合意に復帰すべきである。イランは、過去に協議した事柄については再協議はしない、とし、「我々は法外な要求をしているのではなく、IAEA国際原子力機関もイランの責務遵守を認めている」としています。
そして「アメリカに対し、時間が足りないため一刻も早く何らかの行動を起こすよう勧告する」と述べました。
ザリーフ外相はまた続けて、「我々は20%濃度のウラン濃縮を平和目的のために行っており、核兵器はを製造しておらず、また我々がこうした兵器を使用することはありえない」と語りました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj