イラン大統領府「イランは米国と協議していない」
3月 17, 2021 21:09 Asia/Tokyo
イラン大統領府のヴァーエズィー長官は、「イラン現政府は制裁なしに、また大規模なコロナワクチンの接種を維持したまま、次期政権に移行する」としました。
ヴァーエズィー長官は閣僚会議の傍ら、核合意の復活はイランの次期大統領選挙に係わっているか、という、イラン国際通信・イランプレスの質疑に回答し、「制裁の解除は、選挙に関係がない。これは、イランの次期政府が現政府の延長であり、現政府は、国民に奉仕することを自らの責務とみなしているからだ」と語りました。
また、制裁は当初からイラン国民に対しアメリカが行った大きな圧政であり、一日でも一時間でもできる限り早く、制裁が解除されるよう努力すべきである、としました。
さらに、アメリカが核合意の復活のため、様々なルートをとしてイランとの間接的外交を開始しているという主張に関して、「イラン政府は、バイデン米政権が発足して以来米政府と2者協議を行っておらず、現在も協議を行う意向はない」と述べました。
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