25日はシーア派12代目イマーム・マハディの生誕日
2月 25, 2024 01:49 Asia/Tokyo
シャアバーン月15日に当たる25日は、シーア派12代目イマーム・マハディの生誕日に当たります。
現在はお隠れ中で、人類の救世主とも称されるイマーム・マハディは、シーア派11代目イマーム・ハサン・アスキャリーの実子として、現在のイラクの首都バグダッドの北方にある町サーメラーに生まれ、5歳まで実父のもとで過ごしました。
父ハサンの殉教後はシーア派の導師イマームに就任し、およそ69年間は自分用の特別な代理人を通じて人々と連絡をとり、彼らの指導に当たっていました。
しかしその後、神の命により人々の目の前から姿を隠して、長期間にわたるお隠れの身となり、今後神が適切と判断したときに再び姿を現して、世界全土における神の公正な世を実現させることになっています。
この偉人による統治の特徴の1つは、完全なる公正と正義の実現であり、その正義の裾野が非常に広範囲に及ぶことから、これまでに権利を剥奪された人々はその権利を返還され、地球からは抑圧、差別、不公正が完全に撲滅されることになります。
このため、イマーム・マハディの存在と出現・降臨は、この偉人が出現しやすくなるよう抑圧と戦っている被抑圧民にとって大きな希望、そして支えということになります。
イマームマハディの生誕日に際し、イランでは前夜から、通りで菓子が配られたり、各地の宗教施設に人々が集まって祝祭が催されています。
イラン北東部の聖地マシュハドやテヘラン南方の宗教都市ゴムは、特に祝福のムードが高まっています。
タグ