ウィーン核合意合同委員会最新情報;イラン外務次官がオーストリア外相と会談
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アラーグチー外務次官とシャレンベルク・オーストリア外相
オーストリア・ウィーンで開催中の核合意合同委員会にイラン使節団代表として参加しているアラーグチー外務次官が、シャレンベルク・オーストリア外相と会談しました。
イルナー通信によりますと、7日水曜午後に実施されたこの会談で、両者は核合意合同委員会での協議状況に関して話し合い、意見交換を行ったということです。
アラーグチー次官はこの会談で、核合意に対するイランの立場および、各種制裁の全廃の必要性、そしてこの合意への復帰に向けてアメリカが踏み出すべき現実的な歩みに関して説明しました。
一方、シャレンベルク外相も、核合意とその存続は万人にとっての利益となるとしています。
在ウィーン国連機関のウリヤノフ・ロシア常駐代表も、「ウィーンでの核合意合同委員会の基本的な開催目的は、この合意を可能な限り速やかに復活させることにある」と述べています。
また、ロシア24チャンネルのインタビューでも、「今月6日のウィーンでの核合意合同委員会開催後、プラスの結果に向けた期待が出てきている」としました。
第18回核合意合同委員会は、5カ国グループ即ち英独仏中ロ、およびイランとEUの代表団の出席により、ウィーンで開催されました。
この会議でのイラン側代表団の団長はアラーグチー次官が、また仲介役の議長は、EU欧州対外活動庁のモラ事務局次長が務めています。
この会議にはさらに、英独仏中ロの各国の代表者も参加しました。
なお、協議の新ラウンドは6日火曜、1時間あまりで終了し、当事者双方は専門家レベルでの協議を継続することで合意しています。
アメリカは、2018年5月に一方的かつ違法に核合意から離脱し、その後は核関連の制裁を再発動したほか、イランに対する大規模な制裁を行使しました。
しかし、バイデン米新政権は、アメリカの核合意復帰への意向を表明しました。とはいえ、これまでそれに向けた具体的な措置を講じてはいません。
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