米元司法長官、「破壊工作ではイランの核の進歩を止められない」
4月 25, 2021 01:18 Asia/Tokyo
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クラーク元米司法長官
クラーク元米司法長官が逝去前の最後の対話で、「破壊工作ではイランの核の進歩を止められない」としていたことが明らかになりました。
IRIB通信が米ニューヨークから報じたところによりますと、故クラーク氏は今月9日に93歳で亡くなるだいぶ前からイランに対する米国の敵対的政策に反対する人々の中に加わっており、国連でIRIB通信の独占インタビューでに応じて、「イランは世界への影響力を持つ強国であり、米国が核に関してイランと折り合うほうがよい」と述べていました。
また、イランの核開発計画の妨害行為は効果をもたらさないとし、「合意を行うというなら、なぜ核兵器廃絶に関する世界的な合意に米国、イスラエル、その他の核保有国が含まれていないのか?」と疑問を呈しました。
故クラーク氏によりますと、アメリカでは反イランのロビーが決定権を握っているため、米大統領は誰でも違いがなく同一であるということです。
クラーク氏は、過去数十年で最も有名なアメリカの長官の1人で、同国の二大政党制を批判し、「米国は民主主義までには長い道のりがあり、ホワイトハウスの謳い文句とは反対に、米大統領は最終的には金持ちが望む、彼らの意見を代弁する者になってしまう」という考えを持っていました。
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