イラン大統領選ヘンマティ候補、「制裁とFATFはイラン対外貿易を妨げる二大障壁」
(last modified Mon, 31 May 2021 05:33:53 GMT )
May 31, 2021 14:33 Asia/Tokyo

第13期イラン大統領選候補であるヘンマティ氏が、自身が選挙に勝利した際には、制裁解除とFATF金融活動作業部会のブラックリストからの脱却がふたつの重要な優先事項になるとしました。

ヘンマティ氏は、イラン対外貿易の障壁除去に関する国際通信イランプレス記者の質問に対し、「制裁とFATFは、イランの貿易を妨げる二大障壁である。国内の潜在能力を実際に働くものにするためには、これらの障壁を取り除かなくてはならない」としました。

続けて、「制裁とFATFの制限によって、イランの取引経費はおよそ20%増加し、約150億~160億ドルという高い数値となっている。この問題は次期政権で解決されなくてはならない」としました。

FATFは1989年に設立された政府間機関で、資金洗浄およびテロ資金供与対策における国際協調の推進に取り組むとしています。

第13期イラン大統領選挙は、今月18日に全国で実施される予定です。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio