イラン最高指導者、「選挙の日は国民の日」
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「選挙の日はイラン国民の日である」とし、「今日、舞台に登場し、舞台を監督するのは国民であり、彼らは投票所に出向いての投票により、実際に今後数年間の国の全体的・根本的な運命を決定することになる」と語りました。
国際通信イランプレスによりますと、ハーメネイー師はテヘランの現地時間18日金曜午前、第13期イラン大統領選挙、第11期国会中間選挙や第5期専門家会議中間選挙、第6期市町村議会選挙投票受付開始直後に、投票所の1つに出向き、投票手続きを済ませています。
ハーメネイー師はその後、「選挙の日はイラン国民の日である」とし、「今日、舞台を動かす主役は国民であり、彼らは投票により、実際に今後数年間の国の全体的・根本的な運命を決定することになる」と語りました。
また、「この事実に基づき、知性がこの全国的な試練への全員参加を命じている。我々がかくも再三再四、国民に選挙への参加を呼びかけているのは、その利益がまず国民自身に返ってくるからである。そして勿論、国民の参加により、国家およびイスラム共和制も国際舞台で大きな利権を獲得することになる」と述べています。
さらに、国民1人1人の票に重要性がある、とし、「諸君全員に呼びかける。投票所に赴いて候補者らを吟味し、投票してもらいたい。諸君のうち誰にも、自分の1票くらいでは何も起こらないなどと言って欲しくない。なぜなら、数百万もの国民の投票を構成するのはこれらの各票だからである」と強調しました。
現在、第13期イラン大統領選挙、第6期市町村議会選挙、第11期国会第1回中間選挙がテヘランを含む6つの選挙区にて、そして第5回専門家会議第2期中間選挙がテヘラン、ゴム、ホラーサーンラザヴィー州、マーザンダラーン州の4つの選挙区にて開催中です。
今回の大統領選挙では、ライースィー氏、レザーイー氏、ヘンマティ氏、ガーズィーザーデハーシェミー氏の4人の候補が競い合っています。
また、今回の大統領選は国外の101か国・450の支所で同時に開催されます。
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