イラン外務省、イギリス大使を召喚
(last modified Sat, 19 Jun 2021 11:39:19 GMT )
6月 19, 2021 20:39 Asia/Tokyo
  • イラン駐在イギリス大使
    イラン駐在イギリス大使

イラン外務省は、同国駐在イギリス大使を呼び出し、イラン大統領選挙の英国内の投票所において投票者に対して問題を起こしたことに抗議しました。

18日金曜、第13期イラン大統領選挙の投票が行われている中、一部の反イスラム革命分子がロンドンやバーミンガムの投票所の前に集まり、問題を起こして選挙プロセスを混乱させました。

この妨害行為で反革命分子らは、投票に来た在留イラン人1人に暴力を振るったり暴言を吐いたりした後、腕を骨折させました。

イルナー通信によりますと、イラン外務省のハティーブザーデ報道官は19日土曜、「ロバート・マカイア在イラン英国大使は本日、外務大臣および外務省西ヨーロッパ局長補佐により召喚され、このような破壊的およびテロリスト的行為に対するイランの厳しい抗議が伝えられた」と述べました。

ハティーブザーデ報道官はまた、「同大使には、英国政府や警察は、投票所および投票者の安全確保の義務を怠ったと伝えられた」と述べ、「イラン外務省西ヨーロッパ局長は、民主主義は投票によって実現するものであり、一部の暴徒らの街頭での行為によるものではないと喚起した」と語りました。

同報道官は、「この召喚では、BBCペルシア語放送やイラン・インターナショナルといったイギリスを拠点とするペルシア語メディアが、イラン大統領選へのボイコットが広がるよう工作し、人々の街頭抗議や選挙過程の妨害を奨励していたことについても強く批判され、このような行為は反民主主義的で破壊的行為を翼賛するものとしてイラン国民の記憶に残されるだろう」と述べました。

在イラン英国大使はこの召喚の席で、本国へ伝達すると述べました。

 

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