7月 03, 2021 17:46 Asia/Tokyo

イラン暦ティール月12日にあたる3日土曜は、1988年のこの日にイラン航空655便がアメリカのミサイル巡洋艦ヴィンセンスにより撃墜された記念日で、イラン政府関係者と殉教者の家族の立会いのもとペルシャ湾海上で追悼行事が開催されました。

乗客乗員290人の殉教者

イルナー通信によりますと、参加者はイラン南部のホルモズガーン州の海上で、乗客乗員290人が殉教に至った場所に花束を投げました。

参加者は花を投げる際、「アメリカに死を」及び「イスラエルに死を」というスローガンを唱え、アメリカの戦争犯罪と人権侵害を非難しました。

イラン暦1367年ティール月12日(1988年7月3日)、イラン南部の港湾都市バンダルアッバースから、アラブ首長国連邦ドバイに向かっていたイラン航空655便が、ペルシャ湾上空でアメリカのミサイル巡洋艦ヴィンセンスにより撃墜され、子供66人、女性53人を含む乗客乗員290人が殉教しました。

この事件後、アメリカ政府関係者はこの許されざる犯罪を正当化するため、矛盾した理由を列挙してこの敵対行為を誤射と吹聴しようとしましたが、ヴィンセンスに最新鋭のレーダーシステムが装備され、また飛行中の事故機が旅客機であったことがはっきりしていたことなどから、誤射の可能性はなく、これが完全に敵対行為であったことは明らかでした。

 

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