イラン石油相、「200万バレル増産ならイランに2兆ドルの収入」
(last modified Sun, 04 Jul 2021 10:50:07 GMT )
7月 04, 2021 19:50 Asia/Tokyo

イランのザンゲネ石油相は、石油200万バレルが増産されれば、イランに2兆ドルの収入が見込めることを明かしました。

ザンゲネ大臣は4日日曜、イルナー通信とのインタビューに答え、「我々は1日あたり600万バレルの石油を容易に生産でき、それはイランにとって2兆ドルの新たな収入をもたらすことを意味する」と述べました。

同大臣によれば、「この収入があれば、技術的に新たな時代に入り、GDPは増え、一人当たりの収入も伸びる」ということです。

また、「イラン産石油の復帰が、市場に価格ショックをもたらすことはないだろう。なぜならOPEC・石油輸出国機構は十分理性的であり、OPEC非加盟の産油国を加えたOPECプラスもOPECと協調している。そのメンバー各国も理性的な決定を下しており、イランの復帰に対し適切に理解し協力してくれている」と語りました。

さらに、「我々は石油に関して多くの計画を実行してきた。各種制裁が解除されれば、非常に短期間でイランの石油生産は制裁前の水準に戻るだろう」と述べました。

 

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