7月 07, 2021 18:58 Asia/Tokyo
  • イスファハーンのゲイサリーエ・バーザール
    イスファハーンのゲイサリーエ・バーザール

イラン中央部イスファハーンのゲイサリーエ・バーザールは、この街で現在最も知られた手工芸中心地のひとつであり、サファヴィー朝には最も規模の大きな商取引の中心でもありました。             

屋根のある建物を持つイスファハーンの大バーザールは、全長が数kmにもおよび、各区画がそれぞれ特有の商品を生産・販売しています。その一角を占めるのがゲイサリーエ・バーザールで、そこには数種類の入り口が存在します。イマーム広場(別名:ナクシェ・ジャハーン広場)の北側、サファヴィー朝時代の歴史的建築がたたずむ場所に位置するこのバーザールの正門は、4つの小門を持ち、ひとつは主要門に、もうひとつは中庭のため池に通じています。正門の内側から上部を見ると、そこには美しい装飾模様がほどこされているのがわかります。現在のゲイサリーエ・バーザールには、現代のイラン人芸術家によるすばらしい作品を展示・販売する美術ギャラリーが軒を連ねています。

 

ナクシェ・ジャハーン広場
エナメル細工の調度品
銅版レリーフの装飾品
象嵌細工の入れ物

 

ゲイサリーエ・バーザール
ゲイサリーエ・バーザールに並ぶ工芸品

 

サファヴィー朝の細密画家、レザー・アッバースィーによる装飾
ゲイサリーエ・バーザール内の美術ギャラリー

 

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