イラン大統領の核協議めぐる発言を世界が報道
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世界各国のメディアが、イラン大統領が核協議について「協議への準備はあるが、西側からの圧力がないかたちでだ」と発言し、イラン国民に対するアメリカの制裁解除を強調したことを報じました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
9月 05, 2021 15:54 Asia/Tokyo
  • ライースイー大統領
    ライースイー大統領

世界各国のメディアが、イラン大統領が核協議について「協議への準備はあるが、西側からの圧力がないかたちでだ」と発言し、イラン国民に対するアメリカの制裁解除を強調したことを報じました。

ロイター通信は、ライースイー大統領が4日土曜夜、就任後初めてとなる国民向けのテレビ演説において、「わが国は、核合意復活に向けて西側各国と協議を行う準備はあるが、それは西側の”圧力”下では行われない」と述べたことを伝えました。

また、同大統領が「イランは、米国の制裁解除につながる協議を求めている」とし、さらに「西側や米国は、圧力を通じた協議を求めている。しかし我々は、目的ある協議を求めている。従って、イラン国民に対する圧政的制裁は解除され、人々の生活や生計が潤うべきである」と説明した、と報じています。

一方、フランス通信も、「イランが米に制裁の常用をやめるよう求める」と題した記事で、ライースイー大統領の発言を伝えました。

同通信はさらに、「イラン大統領は、核合意の復活にむけた努力は政府の優先事項にあると発言したが、この計画は西側の圧力下で進行させることはないとした」としました。

核合意へのアメリカ復帰をめぐる協議はこれまでに、オーストリア・ウィーンにて核合意残留国が集まり6ラウンドに渡り開催されてきましたが、次の第7ラウンド開催日程はまだ発表されていません。イラン政府は、米政府による一方的で違法な制裁が全て解除され、さらにそれが検証された際に、この協議に合意すると表明しています。

アメリカのトランプ前大統領は2018年5月8日、一方的かつ違法に核合意から離脱し、「最大限の圧力」と名付けた政策を開始しました。

その後を継いだバイデン現政権の関係者らは、この政策が失敗したことを繰り返しはっきり認めており、自国が核合意に復帰する意志があると語っています。しかしこれまでに、復帰に向けて必要とされる措置は全く始められていません。

イランは、アメリカが核合意に違反した側であることから、制裁を解除して合意に戻るべきであり、アメリカによる責務履行も検証される必要があると強調しています。もっとも、アメリカの合意復帰に関してイラン側は急いだり固執することはないともしています。

 

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