在ウィーン国際機関イラン代表が、IAEAと西側の過剰な要求に反論
(last modified Tue, 28 Sep 2021 09:39:57 GMT )
9月 28, 2021 18:39 Asia/Tokyo
  • 在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表
    在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表

在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表が、「IAEA国際原子力機関および西側諸国は、シオニスト政権イスラエルのテロ行為に対し沈黙しながら、イランの核施設に対する監視継続を求めることはできない」と語りました。

イルナー通信によりますと、ガリーブアーバーディー代表は27日月曜、アメリカと欧州3カ国・英独仏の代表者らの発言に反論し、「イランの核施設に取り付けられているIAEAの監視機材がイスラエルのテロ行為により機能しなくなるようなことがあれば、イスラエルに何の費用も課さず、IAEAおよび機材再設置を主張する国々が何ら行動することなく、イランが再設置するとは期待すべきではない」と述べています。

また、「わが国とIAEAの合意は完全な形で、且つ合意で決められた期間内に実施された」とし、「イランも、自らのこうした善意に対する反応の様子を注視し、全ての段階において適切な措置を講じるだろう」としました。

ラファエル・グロッシIAEA事務局長は同機関の加盟国に対し、「イランが今月20日から22日までの期間にIAEAの査察官に対し、同国テヘラン西部キャラジにある遠心分離機の部品の生産工場1箇所1カ所を除く、イラン国内で必要な箇所全てにおける収録保管カードの交換および、監視モニター・機材のメンテナンス・修理の許可を出した」と通知しています。

しかし、その一方で、グロッシ事務局長はこれらの施設への【このキャラジの施設への】新たな監視カメラ設置の不許可を批判し、イラン当局によるこの不許可が今月12日に署名されたIAEAとの合意に反している、と主張しています。

グロッシ事務局長の事実に反するこの報告の後、アメリカも「IAEAの報告は甚だ遺憾である」と主張しました。

 

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