イラン石油相が欧米諸国に警告、「制裁を止めてエネルギー危機を収束させよ」
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イランのオウジー石油相
イランのオウジー石油相が欧米諸国に対し、「対イラン制裁を止めて、世界のエネルギー危機を収束させよ」と勧告しました。
IRIB通信によりますと、オウジー石油相は、OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国で構成する、OPECプラスによる第21回石油・エネルギー相会合の終了後、「わが国として、現在世界で起きているエネルギー危機を、可及的速やかに収束させる用意がある」とし、「欧米諸国の指導部に対して私が勧告したいのは、現状から教訓を得て、この危機の収束に寄与すべく、各種の対イラン制裁を解除せよ、ということである」と述べています。
また、世界におけるエネルギー不足の危機に触れるとともに、「すでに周知のように、ヨーロッパ諸国の大半、さらにはアメリカにおいてさえも、市民が燃料確保に支障をきたしている」とし、「ヨーロッパ諸国での度重なるガスの値上げは、このクリーンエネルギーの備蓄量の低下に伴い発生したもので、これは前代未聞だ」と語りました。
さらに、「欧米諸国の人々が今日、こうした問題に悪戦苦闘している一方で、これらの国の政府はこれまで長年にわたり、一大石油輸出国としてのわが国の原油輸出に対し違法、かつ圧政的に制裁を科してきた」としています。
そして、「現在ある数々の証拠は、こうした一方的で世界規模での政策の代償がイランだけにのしかかるのではなく、他国の市民までもがこうした愚鈍さによる大きな代償を払わねばらないことを、如実に物語っている。そして、イラン産原油禁輸制裁にむやみに固執した場合の代償こそ、将来的に極めて広範囲にわたる、と我々は考える」と述べました。
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