イラン映画がアジア太平洋映画賞の計7部門でノミネート
第14回アジア太平洋映画賞で、イラン映画『ガフラマーン』(英題:A Hero)が、日本の濱口竜介監督作品『ドライブ・マイ・カー』とともに、それぞれ4部門で最優秀賞にノミネートされました。
イスナー通信によりますと、第14回アジア太平洋映画賞のノミネートリストが発表され、イランのアスガル・ファルハーディー監督作品『ガフラマーン』が、最優秀作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4部門にノミネートされました。
今年のカンヌ国際映画祭では、同映画とともに出品された日本の濱口竜介監督作品『ドライブ・マイ・カー』も、同じ4部門にノミネートされています。
最優秀作品部門には、イランのモハンマド・ラスールオフ監督の『悪魔は存在しない』、インドのパヤル・カパディア監督『何も知らない夜』、ロシアのナタリア・ナザロワ監督『鉛筆』(邦題はいずれも仮訳)もノミネートされています。
また、イラン映画『過失の罪』の脚本を担当したナスィーム・アフマドプール、シャフラーム・モクリー両氏も、最優秀脚本部門でノミネートされています。さらに同じくイラン人監督のグラナーズ・ムーサヴィー監督による『ざくろがわめく時』も、若手長編映画部門で韓国、トルコ、日本、およびイラク・アラブ首長国連邦・サウジアラビア合作の4作品とともにノミネートされています。(邦題はいずれも仮訳)
『ガフラマーン』と『ドライブ・マイ・カー』は、ともに7部門でのノミネートで、今回の賞の最多ノミネート数を記録しています。
第14回アジア太平洋映画賞の最終結果発表は、来たる11月11日にオーストラリアで開催されます。
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