アフガン近隣諸国外相会合;露、ウズベキスタン、トルクメニスタンの外相らが表明
10月 27, 2021 20:54 Asia/Tokyo
イランの主催による第2回アフガニスタン近隣諸国外相級会合が実施中です。
ロシアのラブロフ外相は27日水曜、この会合で「わが国は、アフガンでの包括的政権の結成を支持する」とし、「アフガンの現状は、同国での米軍駐留の結果だ」としています。
また、ウズベキスタンのカミロフ外相も、「国際社会は、アフガンに対する自らの責務を果たすべきであり、アフガニスタンの現支配勢力も国際社会やアフガン国民の要求や期待に注目し、それを実行する必要がある」と述べました。
さらに、トルクメニスタンのモラドフ外相も、アフガニスタンでの新たな争乱を阻止する必要性を強調し、「我々は、アフガニスタンの将来において同国のすべての民族が代表者を擁立し、国民の利益や権利が確保されるよう努力すべきだ」としています。
米軍は20年間の占領・駐留後、最終的に去る8月末に醜態をさらしながらアフガニスタンを撤退し、その後同月15日以降は、現支配勢力であるタリバンが同国の政権を掌握しています。
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