イランで、シーア派11代目イマームの生誕日の祝祭
11月 14, 2021 15:54 Asia/Tokyo
2021年11月14日日曜は、イスラム暦1443年ラビーオッサーニー月8日に当たり、シーア派11代目イマーム・ハサン・アスキャリーの生誕日とされています。
イランの人々はこの日、自らの住む町や村を装飾し、お菓子や甘い飲み物などを一般に配布して、この偉人の生誕を祝います。
イマーム・ハサン・アスキャリーは、西暦846年12月8日にあたるイスラム暦232年ラビーオッサーニー月8日に、現在のサウジアラビアの町メディナにて生誕しました。
この偉人は幼少期に、自らの実父でシーア派10代目イマーム・ハーディーの学識から多くを学び、22歳のときに父親の殉教に伴い、導師イマームとしての重責を自らが殉教するまでの6年間にわたり担いました。
イマーム・ハサン・アスキャリーの生きていた時代は、西アジアはアッバース朝の為政者カリフ・ムウタッズ、ムフタディー、ムウタミドらなどの治世に当たります。このため、イマーム・ハサン・アスキャリーは数々の制限や弾圧に遭遇しながらも、正しい教育や見通しにより、イスラム教徒の団結・統制や啓蒙を高めました。
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