イランが、アルメニアとアゼルバイジャンに自制を促す
11月 17, 2021 15:15 Asia/Tokyo
ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、アルメニアとアゼルバイジャンの国境地帯での新たな軍事衝突の発生に懸念を示し、両国に自制を呼びかけるとともに、衝突の拡大を慎むよう促しました。
ロシア・インターファクス通信が、アルメニア議会の発表として報じたところによりますと、15名のアルメニア兵が同国とアゼルバイジャンの衝突で死亡したということです。
アルメニア国防省は、さらに12人の自国兵士がアゼルバイジャン軍により捕虜となったことを明らかにしました。
ハティーブザーデ報道官は、各国が国際的に承認されている国境ラインを守ることの必要性を強調し、アルメニアとアゼルバイジャンに対し対話や平和的な方法による対立の解決を呼びかけました。
また、「この両国の国境地帯で生じている緊張は、地域の発展や和平到達に向けた段階的なプロセスにとって危険だ」とし、「わが国はこれまでどおり、地域における安全と安定の確立や対立の解消に向け、両国を支援する用意がある」と表明しています。
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