イメージが語るイラン
南部シーラーズの大モスク・ホダーイェハーネ(動画あり)
11月 21, 2021 16:19 Asia/Tokyo
イラン南部の歴史ある街シーラーズには、4つのアーチのある立方体状の大モスク(通称ホダーイェハーネ)があります。
ホダーイェハーネの敷地内には、中央部に石膏と石でできた古い大モスクが建てられています。
このモスクは、地上から1メートルほど高い基礎部分を持ち、周囲には幅2メートルのポーチがあります。
なお、この建物の名称はホダー(ペルシャ語で神の意)、ハーネ(家)すなわち神の家を意味しています。
この名称がつけられた由来は、この場所にシーア派初代イマーム・アリー、同2代目イマーム・ハサン、6代目イマーム・サーデグ、およびそのほか複数名の預言者の教友によって書かれた歴史的なコーランを所蔵していることに加えて、コーランの朗誦の場でもあったことによります。
さらにここでは、イスラム王朝3代目正統カリフ・オスマーン筆のコーランがあったとされています。
これにちなんで、一部の人々はここをオスマーンの墓、もしくはオスマーンの事務所とも呼んでいました。
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