イラン外務次官、インド首相のイラン訪問目的について言及
May 22, 2016 22:14 Asia/Tokyo
イランのラヒームプール・アジア太平洋担当外務次官が、さまざまな経済プロジェクトに対するインドの参入と、イラン、インド、アフガニスタンの3カ国のトランジット契約の締結は、インドのモディ首相のイラン訪問における目的だとしました。
ラヒームプール次官は22日日曜、モディ首相のテヘラン入りに際して、IRIB通信のインタビューを受け、「善隣外交の原則こそが地域諸国との関係構築において重要であり、インドもその例外ではない」と語りました。
ラヒームプール次官はまた、インドはイランが制裁を受けていた時期における、2番目に大きな貿易相手国だとして、「インドは広大で、人口が多いことから、イラン産の製品にとっての良好な市場だ」と述べました。
さらに、制裁解除後、アジアの重要な大国など、各国が、イランにおける参入への興味を示しており、まだイラン訪問を行っていない日本やインドネシアの首脳も、夏にイランを訪問する予定だとしました。
ラヒームプール次官は、イランとインド、アフガニスタンの3カ国のトランジット契約が調印されたことで、外洋に面していないアフガニスタンは、イランを通じて、イランの港に出ることができ、インドも、アフガニスタンの経済相手国として、この特権を利用することになるだろうとしました。
モディ首相は22日日曜、高等使節団を率いてイラン入りします。
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