イランが、世界における麻薬摘発記録を更新
12月 19, 2021 18:57 Asia/Tokyo
イランのモウメニー麻薬対策本部長が、「わが国は世界における麻薬摘発記録を更新した」と述べました。
イルナー通信によりますと、モウメニー麻薬対策本部長は19日日曜、麻薬が人類最大の災厄のひとつであり、世界に大規模な損害をもたらす源であるとして、「我々はこの4年間に、麻薬対策分野で大きな成果を挙げてきた。国連も公式に、世界の麻薬類摘発量においてアヘンの90%、モルヒネの70%、ヘロインの20%はイランによるものであると発表している」と述べました。
続けて、この摘発の中で1万2000人以上が殉職していることを強調し、「イランの昨年度(西暦2020年3月20日~2021年3月20日)にはおよそ1200トンの麻薬が摘発されており、これは世界最大の摘発量となった」と説明しました。
そして、アフガニスタンにおける米軍駐留が麻薬生産量増加の原因になってきたとして、「アフガニスタンでの全麻薬生産量は、2000年には約200トンであったが、2018年には9000トンにまで達した。つまり、麻薬生産・摘発量は50倍に増加しており、これは予防的措置に努める必要性を数倍に高めていると言える」と指摘しました。
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