制裁解除をめざすウィーン協議がきょう再開

対イラン制裁の解除をめざすオーストリア・ウィーン協議の第８ラウンドが、３日間の中断を経てきょう３日月曜に再開されます。

イラン代表団団長のバーゲリーキャニー外務次官は、協議の続行のためウィーン入りしています。

ウィーン協議の第８ラウンドは昨年１２月３０日から、年末年始の休暇のため３日間にわたって中断しましたが、その間もウィーンに滞在している代表団との非公式会議で、協議や文書案の交換が続けられました。

アメリカによる制裁解除の検証方法や、同国が再び核合意から離脱する可能性を最小限にさせ、合意に反する新たな制裁を科すことができないようにする基準の策定が、今後の協議の最も重要な課題となります。

バーゲリーキャニー氏は３０日木曜午後、イランへの帰途につく前、今ラウンドの協議を「前向き」と評価した上で、「制裁解除について比較的よい進展があった」と述べています。

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