1月 03, 2022 19:55 Asia/Tokyo
  • イランのタフテラヴァーンチー国連大使
    イランのタフテラヴァーンチー国連大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、同国イスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官暗殺から2周年を迎えるのにあわせ、国連安保理議長に宛てた書簡において、「このテロ行為が国際的安全や平和に与えた負の結果を鑑み、安保理はその責務を果たして、米国とイスラエル政権にその責任があることを認定すべきだ」としました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー国連大使は、安保理の今期議長に宛てた書簡の中で、「イスラエル政権の元参謀本部諜報局長は最近行ったインタビューにおいて、同政権によるソレイマーニー司令官暗殺への関与が事前に計画されたものだったことを認め、『諜報局はこのテロに関わっていた』と述べた。この事件は、同局長の任期中に行われた重要かつ注目すべき2件のテロのうちのひとつである」としました。

続けて、「国際的犯罪となるこの行為は、米国が国際法の下に行った約束に著しく反し、国際的責務も発生している」と指摘しました。

また、「ソレイマーニー司令官は、国際的テロとの戦いにおいて重要な役割を負っていた。そのため、犯人が臆病風に吹かれた末に行った同司令官暗殺は、ISISや地域の他のテロ組織にとって大きな贈り物となり、彼らがこの暗殺を歓迎することになった」と説明しました。

そして、「このテロ行為が国際的安全や平和に与えた負の結果に鑑み、安保理はその責務を果たして、この事件の計画、支援、実行に関し米国とイスラエル政権に責任があることを認定すべきだ」と強調しました。

 


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