ヨーロッパ７カ国で、イラン手工芸品市場が開設

イラン文化遺産・伝統工芸・観光庁のナームヴァルモトラグ手工芸担当副長官が、ヨーロッパ７カ国にイランの手工芸品市場が設置されることを明らかにしました。

ナームヴァルモトラグ副長官は３１日日曜、イルナー通信のインタビューで、「イラン文化遺産･伝統工芸･観光庁の最も重要な活動のひとつは、（あと１ヵ月半後にやってくる）イランの春の新年ノウルーズのためのバザールを設置することであり、これはヨーロッパ５カ国での活動開始を目的として開始される」と語っています。

また、イランの手工芸品にとって重要な市場は中国とロシアであるとし、「イラン文化遺産･伝統工芸･観光庁は将来、イランの手工芸品の供給先としてフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、そしてデンマークとオーストリアも視野に入れる意向だ」と述べました。

さらに、「国外送金を妨げる障害が撤廃され、またヨーロッパ諸国との間に複数の協定が存在することから、イラン文化遺産･伝統工芸･観光庁は思惑とする国々において自らの市場を繁栄させるだろう」としています。