イラン国家安保評議会書記、「米の政治的決断は良好な合意成立の必要条件」
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イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が,「アメリカが政治的判断を下すことは、良好な合意成立に向けた責務上のバランスをとる上での必須条件だ」としました。
シャムハーニー書記は6日日曜、ツイッターで「オーストリア・ウィーンで開催中の核合意復活交渉で一連の進捗が見られたことは確かだが、双方の当事者の責務のつり合いがとれるには依然として隔たりがある」と語っています。
シャムハーニー書記は5日土曜にも、ツイッターにて「平和目的での核能力や成果の維持、および開発研究の継続というわが国の合法的な権利は、悪意を抱く勢力からの保護・安全保障とならんで支持されており、いずれの合意でも制限されることはできない。わが国は常に、強固で信頼できる合意成立、そして保証獲得の方針のため協議すると表明している」と述べました。
これについて、アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相も5日夜、ボレルEU外務安全保障政策上級代表との電話会談で、ウィーン協議で一部のプラスの動きが見られているものの、今なおイランの期待するものが反映されていないことを指摘し、「わが国はあくまでも良好な合意成立を目指している。だがそれと同時に、わが国の譲れない一線や国益を守ることも強調している」としています。
制裁解除を目指してのウィーン協議の第8ラウンドは、昨年12月27日から開始されており、参加している協議団も一連の進捗があった旨を認めています。
ウィーンにおけるイランおよび5カ国グループ、そして調整役のEUの間の合意により、各国の代表団は1週間の小休止をいれ、本国政府とのさらなる協議・相談のため、それぞれ一度帰国しています。

