イランの自然
南西部のシャーデガーン湿原
2月 17, 2022 14:46 Asia/Tokyo
シャーデガーン湿原は、ペルシャ湾北部に面したイラン南西部のフーゼスターン平原に位置しており、数多くの希少な在来種の鳥類が生息するとともに、渡り鳥の飛来地にもなっています。
この湿原には数多くの鳥類や植物、水生生物が生息しています。またこの湿原の近隣には複数の村落があります。
この湿原は一時期、イラクとの国境にまたがるハウィーゼ湿原にまで続く大きな規模を誇っており、メソポタミアにまでつながる広大な湿地の端の一部が離れて独立した湿地となった可能性があります。
イランのヴェネツィアとして知られるサラーヒーイェ村では、住民と彼らが所有するボートの助けを借りてこの湿原の中心部に移動し、その自然の美しさを楽しむことができます。
この村の脇には地元で使用されている桟橋があり、観光客らはボートや小船によりこの湿原を遊覧できます。